【report #159】県北BCPセミナー編 vol.6 -Business Challenge Program-
2/17(土)に開催した『県北BCPセミナー編 vol.6』の様子を紹介します!
Business Challenge Program(県北BCP)では、茨城県県北振興局主催のもと、茨城県県北地域の企業による事業開発を通した将来的な雇用創出を目的に、事業開発に必要となる自社の課題や特色を理解し異業種との対話を通して知見と視点を学ぶ全6回のセミナーと、ディスカッションとPoCを通した事業開発を実現する全7回のアイデアソンを開催しました。
セミナーの最終回となる今回は「新規事業開発と新規起業が生み出す県北イノベーション」と題し、県北で活動活躍するあらゆる方が一堂に会する場を開きました。
*1/20(土) に開催した県北BCPアイデアソンの集大成『県北BCPアイデアソン2023最終報告会』の受賞者や当日の様子についてはこちらの記事をご覧ください。
まずはキーノートの様子をご紹介!
株式会社imaの三浦 亜美さんをお招きし「新規事業開発や新規起業におけるコラボレーションの重要性」についてお話しいただきました。
■ キーノート / コメンテーター
株式会社ima 三浦 亜美さんプロフィール
学生時代に教育関連領域で起業。事業譲渡後にバックパッカーとして世界各国の文化・芸術に触れる。帰国後、ベンチャーキャピタルにて、外資系投資企業の日本進出支援に従事。日本の伝統文化における匠のワザや研究者の志を社会実装することを目的に、2013年にima創業。ビジネス、テクノロジー、アートを用いて行政を含めた新たな関係性を創造することで、伝統や新技術を次世代に継承する仕組みづくりを行っている。行政関連アドバイザー、大学教員、アーティストしても活動。
新規事業開発と聞くと「0から1を生み出すこと」と思う方が多いと思いますが、今回の三浦さんの「 “合間をとりもって” コミュニケーションし、相手の話を徹底的に聞くことから新規事業が生まれる」というお話に、会場の皆さんは大きく頷いておられました。各分野の専門家がいるからこそ “合間をとりもつ” ことができ、新しいビジネスの形ができる!皆さんの事業にとって、大きなヒントになったことと思います。
受賞者ピッチ、スタート!
県北BCPアイデアソン最終報告会受賞者と県北BSS最終プレゼンテーション受賞者からのピッチでは、受賞者の皆さんから受賞後の進捗報告や実績報告も含めてお話をいただきました。
◎県北BCPアイデアソン最終報告会受賞者
🥇 茨城県知事賞:チーム菊池精機|菊池 正宏さん
『宇宙ビジネスモデルを生み出したプロセス』
🎖️ オーディエンス賞:チームDAIGO SAUNA|和田 真寛さん
『DAIGO DAUNAからはじまる大子のまちづくり』
🥈 優秀賞:チーム佐々木製作所|佐々木 謙彦さん
『射出成型を活かしたゴルフグリップの開発と海外販路拡大』
◎ 県北BSS最終プレゼンテーション受賞者
🥇 茨城県知事賞:松井 洋介さん
『茨城県初。国産生ハム協会公認「長期熟成生ハム作り」の挑戦。』
🥈 優秀賞:齋藤 幸枝さん
『アボカド起点のアップサイクル事業で食の未来にイノベーションを』
コメンテーターの三浦 亜美さんからは「人口が減少している中で、なぜそれをやるのか?」や「多角的に見ることができたら成功する」という視点で、熱のこもったフィードバックをいただきました。会場の皆さんも、受賞者のピッチや三浦さんのコメントに聞き入っていました!
交流会では、茨城県内の美味しいフード・ドリンクが大集結!
受賞者ピッチの後は、交流会を実施しました。美味しいフード・ドリンクを手に、活発なネットワーキングが行われました。キーノートや受賞者のピッチから話題を共有し「この地域で事業を営む理由」「自分だからこそ届けられるストーリーは何か?」「届けたい人に届けるには?」と、自らに問いかけ、気づきを参加者同士で共有していました!
佐々木食品さんのあげもち
O’keeffeさんのパウンドケーキ
最終回にふさわしい盛り上がりで、まちのこ団も大賑わいでした。大人も子どもも、県北地域での広いつながりとコラボレーションを生み出す機会となりました!
これからも、皆さんの事業やチャレンジはまだまだ続きます。今回の気づきや出会いを糧に、ますます県北地域を盛り上げていきましょう!
\やるぜ、県北!みんな、集まれ!/