NEWS

お知らせ

【info】現代的課題対策講座「まちづくりとアントレプレナー」|ゆうと体験記 #1

鹿行生涯学習センターからご依頼いただいた、登壇イベントに同行しました!

8/26(土)、レイクエコーにて堀下が「まちづくりとアントレプレナー」というテーマで、地域の中高生や一般の方々を対象に講義を行いました!
皆さんは今回のテーマを聞いたとき、何を感じますか?私はとても難しいテーマだなと感じます。こんな難しいテーマの講義に参加する中高生は凄いなと話を聞きながら考えていました。私が中高生の時は起業なんて1mmも考えていなかったので。

 

前置きはさておき、講義の内容に触れていきたいと思います。
講義は、堀下が自己紹介を行った後に、”なぜ”この講義に参加したのかを参加してくださった方々に聞くことから始まりました。

「子供がゴルフを最近始めたので、練習環境を作ろうとしており、そのために起業したいから」といった具体的な内容まで決まっている方や「友達に誘われて参加した」といった回答が返ってきました。友達に誘われて来るのは凄いですよね。私が中高生の時もし誘われたとしても、来るのは結構ためらう気がします。

参加者とのコミュニケーションを挟みつつ、講義は進んでいきました。こういった場をまわすファシリテーターとしてのスキルも見て学んでいきたいです。
講義内容は、堀下がこれまで行ってきた活動を深堀りしながら、起業する際の考え方や気を付けることだけでなく、まちづくりという観点との繋がりも話していました。



「皆さんはたった1人で無人島に行くとして、1つだけ道具を持っていけるとき、何を持っていきますか?」という質問を参加者の方々に投げかけました。参加者や会場に居た他の講師の方からは、ナイフや本、食料などの回答が返ってきました。私が当てられた場合、サバイバルナイフと答えようとしていました。
しかし、1人の参加者がこう答えました。
「どんな無人島で、どれくらい滞在するのかが分からないから決められない。」
この回答に対して、堀下は驚いており、この考え方が大事だと言っていました。

「共通理解」があることは楽。
無人島に行くと言われた時、条件を何も言われていないのに「暖かい島でサバイバルをする」という条件があると理解して、ナイフや食料といった回答が出てくる。こういった共通理解があると楽だが、しっかりと今回で言う条件を提示することが大切だと言っていました。
なるほど。確かに勝手に暖かい島で1人でサバイバルする気でいました。サバイバルナイフか火を出せる何かかなと思っていたので、条件を提示するということの大事さを改めて実感しました。

 

堀下が起業を始めたのは、東日本大震災がきっかけだったそうです。それまで「いつかやりたい、いつかできる」と思っていたそうですが、この震災によって「いつかやりたい」はこういった”一瞬の出来事”でできなくなる。そう理解し「行動はすぐ起こそう」と考えるようになったとのこと。「勉強をしてから起業するのはもったいない。今すぐ起業しよう。お金が足りないといった理由は集まってからだと遅い。」


そうして始めた起業は大学2年の頃、起業したい学生が50人集まってそれぞれお金を出して起業資金にし、小さなカフェを始めました。そこから長い年月を経て、ゴミ拾いを行うグリーンバードつくばや、誰かのアイデアの”種”を大切に、肥料や水やりといったアドバイスを提供し、”芽”がどうやったら出てくるかを考える場所や地域との繋がりの一環としてのTsukuba Place Labなどをつくってきました。
「Tsukuba Place Lab」は私もお世話になっています。



堀下は「茨城県を日本一起業しやすい県にする」ことを目標としており「行政×スタートアップ」や「やりたいを応援する」ことを徹底しながら活動をしているとのことです。また、他人の足を引っ張ると自分の足も引っ張られると言っていました。
他人に迷惑をかけないようにするのはとても大事だという事を、これまで多くの経験を経てきた堀下が言うのはとても説得力があり、改めて実感しました。

「自分の人生を自分で決め切る機会を手放さない」
住むまちを好きになることは、ぼくの幸せに直結するから。

こういった内容の講義を1時間半近く行い、参加者の方々にこう投げかけました。
「この講座が終わったあと、どうなっていたいのか」
今回の講座は全部で10時間あり、堀下はそのうちの2時間の担当でした。参加者はこの講義を通してどうなっていたいかをそれぞれ話し、その回答に対して堀下がフィードバックを返していました。
・文字を書き起こす際は口語として言った修飾語まで書き連ねるとよく、全てを文字にしておくという習慣はとても大事。
・具体的に書き、いろいろや様々などを使わない方がいい。言っているようでほぼ内容は無いため、数値を使うことが大事。
また、一例として、管理者が使いっぱなしにしてはいけない6大禁句(促進,推進,強化,向上,改善,徹底)を紹介していました。この6大禁句、記憶しておこうと思いました。

 

今回の講義はこれにて終了いたしました!
また来月も、鹿行生涯学習センターからのご依頼で鉾田市の4つの中学校にアントレプレナーシップの授業でお伺いさせていただく予定となっています!私も付いていく予定なので、楽しみです。

【レポートを書いた感想 vol.1】

このレポートは、やまがたが初めて作成した物で、拙い部分もあったと思います。なんなら初めてのレポートなのに、社長を敬称略で書くのは違和感極まりなかったです。
しかし、いい経験を積める機会を頂けたと思っているので、今後ともよろしくお願いいたします!
レポートを書くスキルをあげつつ、インターンの方も頑張っていきたいと思います!

山形 友翔

SHARE: