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7/6(金)に開催した県北BSSセミナー #1「ローカルビジネスのススメ」の様子を紹介します！

県北Business Start School（県北BSS）は、茨城県県北振興局が主催する、茨城県北地域で新しく事業を起こし育みたい方々がともに学び、ともに高めあい、ともに事業成長するためのコミュニティです。

1回目のセミナーとなる今回は「ローカルビジネスのススメ」をテーマに、株式会社第一プログレス 代表取締役社長/ TURNS プロデューサー 堀口正裕さんをお招きし、ローカルビジネスを志す上で大切なことについて、事例を交えてたっぷりとお話しいただきました。

堀口正裕さん プロフィール
総務省地域力創造アドバイザー、国土交通省「地域づくり表彰」審査会委員等を務める他、地域活性事例に関する講演、テレビ・ラジオ出演多数、全国各自治体の移住施策に関わる。
東日本大震災後、これからの地域との繋がりかたと、自分らしい生き方、働き方、暮らし方の選択肢を多くの若者に知って欲しいとの思いから、2012年6月「TURNS」を企画、創刊。「TURNSローカルカレッジ」や「TURNSビジネススクール」等、地域と都市をつなぐ各種企画を展開。地方の魅力は勿論、地方で働く、暮らす、関わり続ける為のヒントを発信している。
TOKYO FM『Skyrocket Company』 内「スカロケ移住推進部」ゲストコメンテーター

堀口さんからは、雑誌だけではなく、オンラインイベントやツアー、クラウドファンディングなどを各企業とコラボしながら日本全国のローカルで仕掛けるTURNSの具体的な全国事例を紹介いただき、TURNSが地域の未来と地域で暮らすことそのものを大切に取り組まれていることが伝わってきました。

ローカルビジネスを志す時に最初にやることは、メリット・デメリットを議論することではなく、自分自身の棚卸しです。なんとなく「移住したい」「起業したい」ではなく、自分は何ができるのか、何のためにやるのか、なぜやるのかを棚卸ししようという堀口さんのお話に、会場の皆さんは何度も大きく頷いていました！

ローカルビジネスを志す上で必要な心得として、以下の3点のポイントを挙げていました。

1. 自分自身の棚卸し
ローカルビジネスは「補助金が出るから」や「誰かが協力してくれるから」という理由で始めるものではなくて、「自分はこれをやりたい！」という強い想いがスタートです。まず動機を明確にしましょう！自分は本当は何が好きで、何がしたくて、何ができるのか、なぜそれをしたいのかということを、棚卸ししてみましょう！

2. その地に身を置く
KPIを設定して事業を行うだけではなく、地域の事業者さんと一緒になってその地域の楽しさや魅力を考えることが大切です。自分で地域の良さに気づくことができれば、地域の良さが “自分がここにいる理由” になります。とにかく地域で楽しんでみましょう。地域とそこで暮らす人の想いを聴いた上での信頼関係を構築しましょう！

3. 覚悟
すべての物事の主語は自分です！闇雲に仲間を集めようとしない。協力者がいない、地域が協力してくれないと言い訳せず、行動しましょう。結果を出せばあなたの周りに人が集まってきます。

講演の最後には「県北BSSの学びを自身の成長に繋げ、地域のリアルな課題に謙虚に真摯に向き合い、地域の本当の想いに触れてほしい。その上で、あなたの本気のTURNを実践してほしい。」と熱いメッセージをいただきました！

Q＆Aでは、堀口さんのオススメの本についてや、地域に身を置き信頼関係を構築する上でのアドバイスや注意点についての質問などが飛び交い、ローカルビジネスのためのリアルな学びを深めることができました！

講演後の会場では、活発なネットワーキングも！

ネットワークの時間では、参加された皆さん同士で
「自分がここにいる理由という言葉がぐっと来ました！」
「堀口さんの講演を聞いて、目標はTURNSに取材されることにしようと思いました！」「改めてビジネスの基礎を学び直す時間となり、今まで学んだ知識の納得度が3倍増しになりました！」
などの感想を話し合っていて、会場はとても良い熱気に包まれていました！

自分がここにいる理由をしっかり持ち、ローカルでのビジネス成長を楽しみながらアクションしていきましょう！

＼Exploring KENPOKU!!／

全7回のカリキュラムを通して
ローカルでビジネスを成功させるためのインプットと
ネットワークを広げていきましょう！