【report #122】TSUKUBA CONNÉCT #52 “Eureka!” 未知なる生物の世界:スタートアップと研究の挑戦
7/21(金)にco-enにてTSUKUBA CONNÉCT『“Eureka!” 未知なる生物の世界:スタートアップと研究の挑戦』を開催✨
52回目となる今回は、未知なる生物の存在に魅了される冒険心溢れるスタートアップや研究者たちの挑戦にフォーカスするイベントとなりました!
150名以上の方々にご参加いただくとともに、会場つくばセンターエリアでは広場で10m四方のウォータースライダーが、ペデストリアンデッキではつくばクラフトビアフェストがそれぞれ開催されており…いつにも増して大盛り上がり!さまざまなところでネットワーキングが同時多発的に自然発生したくさんのCONNÉCTが生まれる場にワクワクが止まりませんでした。
Session1では『ロマンかそろばんか?生き物に魅了された研究者とスタートアップたち』をテーマに、筑波大発スタートアップで水中ドローンを開発している株式会社FullDepth 取締役 / 共同創業者 伊藤さんから深海魚を、産総研発スタートアップでもある地球科学可視化技術研究所株式会社 所長 芝原さんからは恐竜を、筑波大発スタートアップで人工衛星開発を進める株式会社ワープスペース 最高技術責任者 / 共同創業者 永田さんからは地球外生命体を、そして国際農研 前野さんからはサバクトビバッタへをそれぞれの取り組みとともにロマンと愛、そしてそろばんについて赤裸々にお話しいただきました。
続いてSession2では『PITCH ARENA vol.28』では株式会社グローカリンク 取締役 西川さんと株式会社54 代表取締役社長 山口さんをコメンテーターにお迎えし、3名の方に”いきもの”ピッチをしていただきました。1番手は新潟からオンライン参加してくださった株式会社魚沼スッポン 代表取締役社長 井口さん。温泉を利活用したスッポン養殖について、2番手は東京からお越しいただいた8thCAL株式会社 代表取締役社長 岡部さん。虫と人との連関や日々の暮らしへの眼差しを改めて考えさせられました。最後3番手は、つくばの研究者 農業・食品産業技術総合研究機構 小林さん。キャッサバと虫、一挙両得で”美味しい”ビジネスについてご紹介いただきました!
さらにsession3では『奥村組バナメイエビ陸上養殖への挑戦』では株式会社奥村組 投資開発事業本部 新事業開発部 新事業開発課 當房さんから大企業が取り組む新規事業開発のリアルとその先への展望について、今つくばの研究所で取り組まれているバナメイエビの陸上養殖への挑戦についてお話しいただきました。創業者のDNAを引き継ぐ”太平のさかな”要チェックです!
そして最後session4では『過去と未来の融合:メタバース恐竜と地球科学』と題して再度、地球科学可視化技術研究所株式会社 所長 芝原さんにご登壇いただき”過去”の地球に生きた恐竜をAR技術を中心に”今”に甦らせ、さらにメタバースを舞台に”未来”へと描く壮大なビジョンと希望を語っていただきました!