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【report #104】やってみる研究室#13 【ハーブティーの色、変えてみる?】

3/5(日) 、3/7(火) 、3/11(土)にやってみる研究室#13 【ハーブティーの色、変えてみる?】を開催しました!バタフライピーという青い紅茶を、レモンや重曹、洗剤などを入れて、色を変え、液の性質を調べてみました☕️
見た目にも楽しい科学実験の様子をお届けします!

 

緑色のレモンって?

みる研は「研究室」なので「仮説を立てる」「発見を言葉にする」ことを大切にしています。今回はレモンについて、見て気づいたことや知っていることを言葉にしてみました!

レモンの皮ぶつぶつしてる
唐揚げにかけると美味しい!
緑色のレモンってあったよね?
調べてみようか!

調べてみると、緑色のレモンはまだ黄色になっていない未成熟のレモンでした。グリーンレモンと呼ばれていて、酸味が強いのだそう。こんな風に、わからないことは一緒に調べます。

 

青い紅茶の色を変えてみよう!
さっそく、青い紅茶バタフライピーを淹れてみます。ティーバッグにお湯をそそぐと、すぐさま鮮やかな青色に!

まずはこの紅茶に、重曹とクエン酸を入れてみます。それぞれ粉を水に溶かします。

そしてスポイトで液を紅茶に垂らしていきます。クエン酸のほうは、1滴でもピンク色に!重曹は、40滴以上入れてやっと緑色になりました。

色の違いの理由は?
色と液の量は、何が関係しているんでしょうか。それは「酸性」「中性」「アルカリ性」とその強さの違い。「万能pH試験紙」を使って、液の性質と強さを調べてみました!その結果、クエン酸は強い酸性、重曹は弱いアルカリ性。バタフライピーは、中性では青色、酸性のものを入れるとピンク色、アルカリ性になると緑色になることがわかりました!

 

酸性とアルカリ性、混ぜてみると?
「混ぜてみるとどうなる?」という疑問から、クエン酸を入れたバタフライピーと重曹を入れたバタフライピーを混ぜてみることに。すると、しゅわしゅわと泡が出て青色に戻りました。「中和」が起こって、炭酸飲料と同じ「二酸化炭素」が出たことを学びました。


 

いろいろ入れてみよう!
では、身近なものの液の性質は?レモン汁や洗剤、アルコール、塩などを入れて確かめてみました!最初に酸性かアルカリ性かを予想してから、ひとり2つずつ選んで実験してみます。
レモンよりクエン酸の方が酸性が強いってことはクエン酸の方がすっぱいってこと?
ハイター、真っ黄色!

ハイターの強いアルカリ性にびっくり!アルカリ性であるハイターは酸性のものと混ぜてはいけないことも学びました。クエン酸と重曹を混ぜた時には二酸化炭素が出ますが、ハイターでは有害な塩素が出ます。ハイターに書いてある注意書きをしっかり読みました。

塩は変わらなかったけど、砂糖は?

砂糖も調べてみることに。結果は…砂糖でも色が変わらず!みる研では、実験する中で生まれた疑問をその場で確認できます。いろいろやってみました!

液の性質について勉強しつつ、色の違いを楽しみました!身近な材料だけで、生活の中にある科学を体験することができました。参加してくださったみなさん、レポートを読んでくださったみなさん、ありがとうございました!

青木 優美

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