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【report #53】しびっくかいぎ#6 “好きをカタチに”

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『しびっくかいぎ #6 “好きをカタチに”』を開催!

 

7/23(土)にTsukuba Place LabからYouTube LiveFacebook LiveInstagram Liveにて配信しました。

第6回となる今回は、「古着屋さんをやりたい!」という想いをカタチにし、Lily of the valley(リリバレ)を運営されている岡本萌実さんをお招きしました!「昨日より、ちょっぴりお洒落に」というビジョンのもと、リリバレスタッフがいるから少しだけ挑戦できる、リリバレのお洋服を着たから少しだけ自信がもてる、そんな古着屋を運営されている岡本さんと【好きをカタチに】をテーマに、好きなことをカタチにし理想を実現するアクションについて考えました。トークセッション終了後には、会場でお菓子を囲んでお茶をしながら、懇親会を行いました!

 

『しびっくかいぎ』とは…?

 

”あらゆる挑戦を応援する”ために。シビックプライドの種を見つけ、ともにじっくりと時間をかけながら大きく育てる事業を、しびっくぱわーでは大切にしています。私たちのお仕事は人とのつながりなくして生まれない。ご一緒させていただいている仲間をお招きし、対話を通じて私たちが”どんな想い”でプロジェクトを生み育んでいるのか語り合う”公開会議型イベント”です。 しびっくかいぎは「しびっくぱわーってどんな会社?」を発信したいと思い開催することにしました。人ありきのお仕事をしているからこそ、一緒にお仕事させてもらっている仲間たちと一緒に想いや考えを発信していきます!

 

今回は「自分の好きな古着を通じて、筑波大生のキャンパスライフをより充実したものにしたい」という強い想いをカタチにした経緯やきっかけ、想い、経験を岡本さんからお話しいただき、行動することの大事さを学ぶことができる時間でした!

 

ゲスト紹介

岡本 萌実さん
古着屋Lily of the valley 代表)

2001年生まれ、20歳。秋田県出身。
母親の影響で小さいときから服が大好きで、3,4歳のときには自分で服を組み合わせて楽しんでいた。

大学2年生のときに思い立って「古着屋Lily of the valley」を始め、現在筑波大学に通いながら代表を務める。

 

古着屋リリバレとは?

学生が学生のために立ち上げて運営している古着屋です。

当日スタッフやデザイナー、オンライン担当、経営陣など、総勢15名のメンバーで運営しています。

2021年10月に初めてポップアップストアを出店。そこでの成果を根拠に知り合いから資金を調達。つくばチャレンジショップのプロジェクトに参加し、2021年12月から6月までつくば駅前ビルに出店。

今はポップアップストアを出店しながら、来月にはフリーマーケットを主催したいなと考えています!そして2022年11月には、天久保1丁目にて実店舗をオープンします🎉やっと自分たちの店舗を持って好き勝手できるということで、今からすごくワクワクしています!!

 

なんでリリバレを始めたのか?

きっかけは、おしゃれ初心者の友達から「もえみちゃん、古着教えてよ!」「もえみちゃんに全身コーディネートしてもらえたらいいのに!」という声をもらったことでした。そこから「多くの学生に向けておしゃれを教えたり古着の魅力を伝えたりしていきたい」と思い、リリバレをスタートしました。

リリバレは古着を商品として売るだけでなく、スタッフがコーディネートしたり、おすすめの商品を紹介したり、ファッションについて相談できる場所として価値を提供してきました。

「充実なキャンパスライフは充実なファッションライフから」というキャッチコピーのもと、自分に自信を持ってキラキラした生活を送ってほしいという想いから、学生のキャンパスライフ全体をサポートしていきたいと考えています。

 

なんで経営者になったのか?

小学校高学年くらいから、将来の夢がないことに悩んでいました。そこで、何をやりたいかではなく「どんな立場になりたいか」を考えてみることに。「女社長ってかっこよくない!?」と憧れを持つようになり、女社長としてやりたいことをすることを目標にしました。

もうひとつの理由は「好きなことを仕事にする経験をしてみたかった」からです。好きなことを仕事にすることに対して、周りからネガティブな反応が多かったので「将来はまだ決めなくても、学生のうちなら好きなことにチャレンジしてもいいんじゃないか!」と思い、学生のうちに好きなことで起業することに決めました。

 

起業してみてよかったことは?

①キャリアの選択肢が増えた!
起業する前は、起業するということが具体的にどんなことなのかわかっていませんでした。もし起業せずに就職したら、独立したいと思っても実行するのが難しかったと思います。しかし学生のうちに1回経験したことで、今後のキャリアをより明確に描くことができるようになりました。

②際限なく原動力が湧いてくる!
自分の好きなことで、自分のお店や会社を持つと、どんなときでも働けます!責任もあって、自分の中では気持ちよく働けているなと感じています。

③社会に出るお勉強になる!
お金や仕組みづくりなど、社会人になって経験することを学生のうちから経験することができています。

④たくさんの人と深い関係を作ることができた!
応援してくれる人、協力してくれる人、アドバイスをくれる人との頼り頼られる関係を作ることができました。さらに、友達と正面からぶつかる経験をすることができたのも、よかったと思っています。友達としてだけでなく、ビジネスパートナーとしてお互い本気だからこそ、ぶつかり合うことができました。

最初は自分のためにやりたいと思ったことが、今では社会のために活動することができています。ここで生まれた人との関わりが自分にとって大きな財産になっているなと感じています!

 

みなさんへのメッセージ!

「とにかくチャレンジしてください!!!」

チャレンジすることで、周りの人が助けてくれて、周りを巻き込むことで、自分の力をさらに大きくすることができます。自分の人生を描けるのは自分だけ。学生生活をどう過ごすかは自分で自由に決めることができます。やりたいことや夢に向かって、自分の人生を自分で切り開いていってもらえたらと思います!

 

ここからはQAタイム⏰

 

Q:女社長に憧れて起業するに至った経緯を詳しく教えてください!

A:「女社長ってかっこいい!」という動機がかっこよくないというのは自分でも思うのですが笑 でも繕うことはできるなと思っています。動機は人それぞれでいいし、いい悪いはないと思っています。結局大事なのは「やるかどうか」!最初の動機はきっかけにすぎず、実際に行動するかどうかが大事だと考えています。

 

Q:何で古着だったのか?

A:古着を好きになったのは、高校生くらいからでした。服への愛が強くなっていくにつれて「今ある服や昔の服が、こんなにかわいいのに着られないのはもったいない!」と感じるようになったからです。そこで、服の循環に携わりたいと考えるようになりました。もうひとつの理由は、シンプルに古着の市場が伸びているからです。今後の時代の流れとして、持続可能にファッションを楽しむことへの価値が、若い世代を中心に伸びてきていることを知り、ビジネスとしてもいいなと感じました。

 

Q:起業するにあたって、ラッキーだったなと思うことはありますか?

A:ラッキーでしかここまできていないと思っています!コロナの影響でオンライン中心の授業だったのがきっかけで「つくビズ」というビジネスについて学ぶサークルに出会いました。そこで先輩たちの姿を見て、学生でも起業できることを知り、自分でも起業することができました。

 

毎回違う雰囲気に染まる “しびっくかいぎ”。今回は、好きなことにどんどんチャレンジしている姿に刺激いっぱいの回でした。次回はどんなイベントになるかな…!!

さて次回「しびっくかいぎ#7 “つくばにおける起業のこれまでとこれから”」は、8/26(金)18:00〜20:00 @Tsukuba Place Labで開催します!!

今回は、株式会社つくば研究支援センター ベンチャー・産業支援部 部長の石塚 万里さんをお招きします!
30年以上つくばにおいてさまざまな分野の創業支援をおこなってきた石塚さんとともに、つくばにおける起業について地域としての特徴やこれまでの変化、これからの課題などについて参加者のみなさんとともに考えます。またトークセッション終了後には、“やりたいことの実現に向けて” と題して、それぞれのやりたいことをシェアしながら、その実現に向けての超作戦会議を実施します。配信は行いません!!ドリンクとフードを囲みながら、新しい一歩を踏み出す場として、ぜひみなさんLabにお集まりください!

詳細/お申し込みはこちらから

株式会社しびっくぱわー 中井 遥

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