- 2022/04
- 2025/01
八木明日香
Yagi
2022年4月入社
美術作家(日本画)
Tsukuba Place Lab 副代表

Profile
1999年生まれ。静岡県出身。小学生の頃から絵画教室に通い、高校は芸術科に進学。筑波大学芸術専門学群の日本画コースに入学し2021年9月から子供向けの絵画教室をTsukuba Place Labで開催。2022年度より株式会社しびっくぱわーに入社。現在はTsukuba Place Labでスタッフをしつつ「夜のアトリエ」というイベントで、自主制作を進める傍ら美術指導を行う。
アートで培った感性を、多様な個性と力に掛け合わせる
幼いころから絵を描くのが好きで、絵画教室にも通っていました。高校では芸術科のある学校に進学し、日本画を専攻。その後は筑波大学芸術専門学群に進学し、日本画をさらに深めていきました。もう20年近くアートに触れ続けていますね。
そんな私がTsukuba Place Labに関わるようになったのは、大学生活最後の夏休み。自分で絵画教室を開催するための場所を探しているときに出会いました。
この場所に集まる人たちは、みんな人柄も専門分野も私とは全く違う人たちばかり。それでも、お互いのコミュニケーションに壁を感じさせないのがすごいなと思います。
私は入社したばかりですが、多様な個性と力が集まるこの場所でもアートの知識と感性、技術を活かせるはずだと思っています。たとえば、日常に潜む美しい構図や気持ちのよい色の組み合わせ、印象的な光から得てきた感覚を、必要な時にパッと提案できたり、思い浮かんだアイディアをすぐに絵で表して共有できたりするのが強みかもしれません。その強みを使って、アウトプットの形をより魅力的にできるはずです。
これから出会う人たちが持つ技術やアイデアに、私が培ってきた力を掛け合わせることで、もっと面白いものが生まれていくはず。これから出会う皆さんと一緒に仕事をするのが楽しみですね。
観ること、創ることを通して、アートをもっと身近に
アートは「敷居が高い」「お金持ちの趣味」と捉えられがち。でも私はアートが好きだし、皆さんにも身近なものとして楽しんでもらいたいです。ぜひ一緒に、その機会をつくれたら楽しいですね。
例えば、受験やコンクールのためではなく「純粋にお絵描きを楽しむ」機会があれば、パースが狂っていたり、配色がセオリーからずれていたりしても、間違いや完成度を気にすることなく、子どもがのびのびと絵を描くような気持ちで表現を楽しめるはず。
身近にアートを感じる取り組みとして「地域×アート」も企画したいです。街にあるさまざまなスペースに美大生たちの作品を展示。大学生の作家活動の機会が増えるし、地域の人々が気軽に作品を見に行けるようになり、これまで知らなかったアートの面白さに出会えると思います。
アートに親しんでもらう活動は、私自身の成長にもつなげていきたいです。その過程の中で、皆さんにはアートの楽しさに出会ってもらいたいし、私もいろいろな世界に出会いたい。
会社のみんなやTsukuba Place Labに集まる人たちがいると、いろいろなことにトライできそうです。みんなの力と私の感性を掛け合わせて、一歩ずつ実現してゆきたいと思います。
佐野匠
インクデザイン合同会社 ライター・フォトグラファー
取材では、仕事や目標、これまでの歩みなどをいきいきと言葉にするしびっくぱわーの皆様の熱を間近に感じていました。具体的なエピソードや、体験から思考を深める話題も多く、真剣に楽しく仕事に打ち込んできたからこそ語れるお話だったと思います。
期せずして、今回の取材は私の転換期とも重なり、自分の仕事のあり方を見つめなおす大切な時間でもありました。
貴重な機会を頂きありがとうございました。
皆様のご活躍を楽しみにしております!
清田睦月
インクデザイン株式会社所属 エディター
1999年生まれ、IR(インベスター・リレーションズ)分野での製作を得意とし、インタビューライティング、企画・編集などを行う。インクデザイン株式会社が日立市にサテライトオフィスを持つ縁から、茨城県内での取材に多数関わる。特にお気に入りの地域は大子町。

八木明日香
Yagi
2022年4月入社
美術作家(日本画)
Tsukuba Place Lab 副代表

Profile
1999年生まれ。静岡県出身。小学生の頃から絵画教室に通い、高校は芸術科に進学。筑波大学芸術専門学群の日本画コースに入学し2021年9月から子供向けの絵画教室をTsukuba Place Labで開催。2022年度より株式会社しびっくぱわーに入社。現在はTsukuba Place Labでスタッフをしつつ「夜のアトリエ」というイベントで、自主制作を進める傍ら美術指導を行う。
カルチャーとルールでしっかり固める、みんなの挑戦の舞台
これまでの仕事を振り返ると「All Action」の精神で、やはりたくさんアクションをしてきたと感じますね。
入社したての頃は、初のTsukuba Place Lab専任のメンバーとして採用されたこともあり、どのようにしびっくぱわーの仕事に関わっていくかを少し悩んでもいる…そんな挑戦の日々でもありました。
そんな中、プロジェクトメンバーに入れてもらって、最初に取り組んだのが「会社概要書の作成プロジェクト」でした。新入社員ながらプロジェクトのリードを任せてもらいました。そこで初めて社外とのミーティングや取引先とのやりとりも担当することになりました。社内の全体ミーティングで全員に向けてアジェンダを出して会議を進行する経験もさせてもらいました。大変ではありましたが、このプロジェクトがあったから会社のカルチャーにフィットしていけたと思っています。
コミュニケーションツールで、みんなが誰かの発言にリアクションしたり、すぐレスポンスしたりする様子を見ながら「All Action」のカルチャーを少しずつ理解していきました。オンライン・オフライン共通で、会社流のコミュニケーションの取り方もまだ全然わかっていなかったので、教えてもらいつつ学んでいきましたね。

私自身は「不要な失敗はしたくない」と考えがちな慎重派の性格です。しびっくぱわーの挑戦的なカルチャーと私の持ち味を上手く組み合わせていくためのポイントを模索していたところ、メンバー同士で共有されているものの明文化されてないルールがあることにも気づきました。
コミュニケーションツールを使ってみるにしても、慣れていない人にとってはメッセージするタイミングとかコメントの書き方も、メンバーが当たり前にやっていることの一つひとつの方法に戸惑うと思います。このような暗黙知のルールは、明文化することで次に入社するメンバーには役立つだろうし、カルチャーフィットが早ければ早いほど会社としても生産性が上がると思います。かつてルールを知らなかったことで戸惑った経験もあったからこそ、全体的なメリットと新たなメンバーをより良い環境で迎えられるようルール作りに注力していきました。
コミュニケーションツールの使い方からもしびっくぱわーのカルチャーが読み取れます。「All Action」というカルチャーがあるから、後々見返してフィードバックというアクションをもらうために、対面ミーティングの内容も同時進行でメッセージに残すことが大事です。また、そもそも文字に残すというアウトプット自体がアクションとしてリスペクトされて評価されます。このように、ルールづくりではカルチャーを基盤に、よりアクションしやすい土台作りを目指して少しずつ明文化していきました。
歴の長いメンバーが様々な経験を経て学んできたルールやセオリー。それらを、まだ積み重ねがない新しいメンバーでも仕事に積極的にチャレンジしていけるように明文化し、メンバーも組織も、より良い環境で日々柔軟に成長し続けられたらいいなと思います。
2024年4月からは、Tsukuba Place Labの副代表になりました。ルール作りに留まらず、人材育成やマネジメント分野の力も磨いていきたいと考えています。多様なバックグラウンドや目標を持つメンバーが続々と増えている刺激を楽しみながら、自分の視野を広げてスキルを高めていきたいです。
佐野匠
取材では、仕事や目標、これまでの歩みなどをいきいきと言葉にするしびっくぱわーの皆様の熱を間近に感じていました。具体的なエピソードや、体験から思考を深める話題も多く、真剣に楽しく仕事に打ち込んできたからこそ語れるお話だったと思います。
期せずして、今回の取材は私の転換期とも重なり、自分の仕事のあり方を見つめなおす大切な時間でもありました。
貴重な機会を頂きありがとうございました。
皆様のご活躍を楽しみにしております!
清田睦月
インクデザイン株式会社所属 エディター
1999年生まれ、IR(インベスター・リレーションズ)分野での製作を得意とし、インタビューライティング、企画・編集などを行う。インクデザイン株式会社が日立市にサテライトオフィスを持つ縁から、茨城県内での取材に多数関わる。特にお気に入りの地域は大子町。
