- 2024/4
- 2025/1
中村茉由
Mayu
2024年4月参画
地域おこしデザイナー

Profile
1989年茨城県日立市生まれ。都留文科大学環境・コミュニティ創造専攻卒。社会教育士。尾瀬認定自然ガイド。
2015年に群馬県片品村に地域おこし協力隊として移住し、任期後に「農」と「食」の活性化を目指しキッチンカーをメインとした飲食事業「北毛茶屋」を起業。起業と並行して「片品村地域おこし研究会」を立ち上げ、「農山村で創る幸せな暮らし」をテーマに移住・定住・定着の実践研究とサポートを行ってきた。2022年より地域おこし協力隊全国研修(総務省主催)のアドバイザーを担っている。
2023年に地域の産官学金の皆さまと共に「地域を守り育てる社会事業家プラットフォーム 一般社団法人ちもり」を始動した。
地元茨城で地域に関わる仕事がしたいという想いを長年あたためていたところしびっくぱわーと出会い、2024年4月に入社。人と人をつなぐことで挑戦の機会や場づくりに関わりながら、群馬在住・茨城出身を活かして北関東のローカルの新しいつながりづくりと地域で挑戦する人のコーディネートをしていきたい。
中村茉由
Mayu
2024年4月入社
地域おこしデザイナー/
総務省全国地域おこし協力隊
研修アドバイザー/
社会教育士

Profile
1989年茨城県日立市生まれ、群馬県在住。都留文科大学 環境・コミュニティ創造専攻を卒業後、飲食店勤務や北海道でのNPO職員を経て、2015年に群馬県片品村へ地域おこし協力隊として移住。
任期終了後は、「農」と「食」の活性化を目指し、キッチンカーを軸とした飲食事業「北毛茶屋」を起業。利根沼田地域を拠点に、持続可能な暮らしと地域活性化の実践研究を続けている。
「地域おこしデザイナー」として、地域に眠る多様な原石を宝石のように磨き上げ、時代を超えて輝く価値へと育てることをミッションに活動。2023年には、地域の産官学金地の仲間と共に、社会事業家プラットフォーム「一般社団法人ちもり」を設立し、専務理事に就任。人材育成、共育事業、移住・定住・定着支援などに取り組む。
2024年11月に第一子を出産。農山村での幸せな暮らしを育みながら、女性がいきいきと活躍できる地域づくりにも力を注いでいる。
しびっくぱわーでは、フルリモートで茨城県県北地域を中心としたプロジェクトに携わり、協力隊支援、イベント企画・広報、地域コーディネートを担当。人の挑戦とつながりを支えながら、地域の未来をともにつくっている。
365日の豊かさを紡ぐ、農山村からはじまる再生可能(Regenerative)な未来
私は現在、関東唯一の豪雪地帯である群馬県片品村からリモートワークで仕事をしています。
2015年に地域おこし協力隊員になり片品村に移住し、任期終了後に起業。2018年からキッチンカーを主とした飲食事業を通して「農」と「食」の活性化を目指して事業を進めてきました。そしてコロナ禍を転機に「地域おこしデザイナー」として、地域プロジェクトをはじめる方々(地域おこし協力隊など)のサポートやコーディネートを行ってきました。
2023年に地域の産官学金の皆さまと共に、地域を守り育てる社会事業家プラットフォーム「一般社団法人ちもり」を立ち上げました。若者が地元で夢を持ち、挑戦する心を育む市民大学プロジェクト「利根沼田夢大学」や「群馬自然派ワイン研究会」のプロジェクトなどのソーシャルビジネスを実践しています。
そんな私がしびっくぱわーに入社したのは、麻美さんからWantedlyでスカウトされたのがきっかけです。スカウトの理由は、地域おこしデザイナーとしての活動や農山村地域で女性が自分らしく暮らせる環境づくりの活動だったそうで、麻美さんは時折「茉由さんをスカウトしたのは私です!」と誇らしげに語ってくれます!笑
私としては、いずれ故郷の茨城県に仕事でも関わりたいなと思っていたことと、2015年に片品村に移住してから9年間積み上げてきた地域での取り組みがしびっくぱわーの事業に合致すること、群馬県に住みながらでも茨城県の地域のために働けることが、入社の決め手になりました。自分のキャリアアップにもつながっていて、理想的な仕事の環境です。

実は、入社してすぐに「北関東コネクテッド!家業イノベソン2024」という、北関東三県を舞台にしたプロジェクトの担当を任せてもらいました。試用期間も終わっていなかったほど入社直後だったので驚きましたが、チャレンジの機会を積極的に与えてくれるしびっくぱわーの雰囲気を体感できました。
しびっくぱわーのメンバーとして北関東エリアに関わっていく中で、私個人の事業も、茨城・栃木・群馬にまたがるプロジェクトに成長させていきたいという夢も生まれています。具体的には、農山村の地域活性化を軸に、地域資源を活かした事業を行う人財を増やすことで課題解決や地域連携、エリア全体のブランド力向上を実現させたいです。
26歳で単身移住し、起業、結婚、そしてこれから出産・育児を経験する自分自身をモデルケースに、農山村地域だからこそ幸せに暮らす女性のライフ&キャリアパスと、それを描けるような環境づくりについて、研究を続けていきます。
「1日の華やかなイベントよりも、残りの364日を幸せに暮らせる地域であるか?」という視点を大切に、地域での幸せの経済循環を生み出しながら、より豊かな地域づくりに貢献していきたいです。
佐野匠
取材では、仕事や目標、これまでの歩みなどをいきいきと言葉にするしびっくぱわーの皆様の熱を間近に感じていました。具体的なエピソードや、体験から思考を深める話題も多く、真剣に楽しく仕事に打ち込んできたからこそ語れるお話だったと思います。
期せずして、今回の取材は私の転換期とも重なり、自分の仕事のあり方を見つめなおす大切な時間でもありました。
貴重な機会を頂きありがとうございました。
皆様のご活躍を楽しみにしております!
清田睦月
インクデザイン株式会社所属 エディター
1999年生まれ、IR(インベスター・リレーションズ)分野での製作を得意とし、インタビューライティング、企画・編集などを行う。インクデザイン株式会社が日立市にサテライトオフィスを持つ縁から、茨城県内での取材に多数関わる。特にお気に入りの地域は大子町。