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私たち

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Koizumi

2019年7月〜2023年9月

1991年9月生まれ
埼玉県狭山市出身
好きなこと:
世界遺産とお城と
寺社仏閣を巡ること

「はたらくをもっと自由に」を実現させたい

ー 入社までの経緯を教えてください。

前職は公務員で、自治体のコワーキングスペースに関わる仕事をしていました。
人事異動で自分がコワーキングの担当から外れることが分かった時、いわゆる会社の人事制度では、自分で自分のキャリアを作るってかなり難しいなと痛感しました。
自分で自分のキャリアを作る、ということは、就職時から考えていたわけではないのですが、コワーキングスペースでの仕事を通して社会課題に対して向き合い、戦い続けている人の姿を見ていて「自分はどう生きたいんだろう」「自分は何ができるんだろう」って考えたんですよね。その1個のゴールとして「30歳までにやりたいこと」として、やれること、できることを決める。そのためには自分のキャリアをどう作っていくかと考えたという感じです。
そうして、公務員を辞めようと決めて、以前コワーキングススペースのイベントで出会ったことのある堀下さん(現代表)に「僕、仕事を辞めます」って言ったら「じゃあ、うちにおいでよ」と(笑)。そこから何度かつくば市内で呑みながら色々話して、入社を決めました。

ー これまでで印象的だった仕事はありますか?

そうですね。3つあります。
1つ目は、茨城県の地域おこし協力隊による、地域おこし協力隊のため、そして、茨城県の全ての地域のための祭典「地域おこし協力隊EXPOinいばらき」(2021年3月6日にYouTubeでライブ配信)です。最初の企画から、最後のLab(Tsukuba Place Lab)からの配信まで一緒に伴走しながら協力隊メンバーの作りたいものを作り上げることができたのは本当に良い経験でした。

2つ目は、「AMAZING FUKUSHI FESTA」という、金沢で開催している福祉イベントです。当初は、イベント用のHPページを作って欲しいという依頼からのスタートだったんですが、そこから自分が担当していた茨城で開催している福祉プロジェクト「いばふく」に興味を持ってくださって、CF(クラウドファンディング)の企画から当日のファシリテートも担当することになりました。その後、もう一度連絡があって、団体のHPを作成することとなり、人との縁がつながっていくのだと実感しました。
3つ目は茨城から福祉で世界を元気にするプロジェクト「いばふく」です。「いばふく」は、前職の時にボランティアで関わり始めたんですが、転職しても「自分」という「人」に付随していて、今は仕事として成り立っています。会社以外にも居場所があり、そんな関係性が続いていることが嬉しいです。

ー しびっくぱわーの中で小泉さんが成し遂げたいことはありますか?

弊社では4月から社員が5人と、メンバーが増えていくところなので、みんなで楽しく働ける環境づくりはしていきたいですね。そこには、「30歳までにやりたいこと」というような線引きはありません。弊社は、社長の堀下さん自ら育休2カ月を取得した例もあって、男性スタッフは、「子どもができたら育休は絶対に取れ!」と言われているくらいです(笑)。少人数の会社でも、家族を大事にできる人は、社員である僕らも大事にしてくれていると感じています。会社としての成長スピードで言えば、僕は1〜2年後には社員数が10人くらいにはなってくるだろうと予想していて、どんな人が増えていっても、スムーズに会社にジョインできる環境をしっかりと作りたいですね。個人として掲げている「はたらくをもっと自由に」も、会社を通して実現させていきたいです。

Writer

高木 真矢子
合同会社JOYNS 代表・ライター・編集者・プロデューサー

1986年生まれ、茨城県常陸太田市出身。2018年3月JOYNS設立。コンテンツ制作、キャスティング業、PR業、WEBメディア「水戸経済新聞」運営などを展開。個人事業主の中3と小6の2児の母。往復100キロ圏内の取材や打合せは極力ロードバイクで向かうサイクリストでもある。

Koizumi

2019年7月〜2023年9月
General Manager

Prolife
水戸市役所に約4年間勤務し、コワーキングスペース水戸Wagtailの運営や商店街振興等のまちづくりに携わる。
2019年7月よりTsukuba Place Labのスタッフとなる。家業イノベーション・ラボとともに開催している家業イノベーション・アイデアソンでは企画運営やファシリテーターを担う。
2021年4月からつくばスタートアップパークのコミュニティマネージャーを務め、毎週水曜日に開催するイベントの企画運営を行っている。

「それいいですね!」からつながる仕事と関係性

僕を頼ってくれた方の想いは、「それいいですね!」というリアクションとともに全て受け取ります。そこで僕が対応できることはもちろん対応するし、一人の手に負えなければ、社員や会社に関わってくれる人たちに相談。形はどうあれ、相談してくれたからには、何かしらのアクションができるような関係を築いていきます。

そんな想いの奥にあるのが「お礼」の気持ち。声をかけてくれた人が抱く「こんなことやりたい」には、価値や意義があるはず。だからこそ、ノーと言わずお礼の気持を込めて受け止めたい。

相談されたプロジェクトが上手くいかない場合もあります。それでも、想いを受け止めたことで、人間関係は続いていくし、違う形でプロジェクトが生まれ進んでいく場合もあります。すると、その人がゴールに向かうプロセスの中で、違う形で協力する機会に出会い、再び一緒にアクションを起こしていく展開も生まれます。

当然結果にもこだわりますが、仕事から生まれる「ありがとう」の言葉も大切にしたいです。具体的なモノを作る仕事をしているわけではない分、関わってくれた人たちのポジティブな声は大切にしたいですね。ありがとう、良かったです、また来ます。そんな声から、いつも仕事への勇気をもらっています。

偶然の出会いを、面白く展開していく力が欲しい

テレワークやワーケーションといった言葉にとらわれず、もっとラフに移動しながら、いろいろな場所で暮らしたいです。それぞれの土地の空気を感じながら地域に関わるイメージですね。

以前、プライベートで五島列島を旅したときは、たまたま現地のメロン農家を営むご夫婦と知り合い、Webサイト制作のお手伝いをさせていただきました。そのご夫婦とは、いまでも付き合いがあります。偶然の出会いから面白い展開につながるのは嬉しいですね。仕事として関わるからこそ見えてくる地域の景色も、魅力的だと思います。

気になる地域に足を運び、各地で色々な人や暮らしに出会い、新たな視点を知る。その場所で偶然キャッチしたものが、面白い方向に展開していく。そんな働き方を実現する力を蓄えているのが、今かもしれません。

僕は、ひとつ飛びぬけた力を使うというより、総合力で戦うタイプ。その力を高めるために大切にしているのが、相談事を「いいですね、やってみましょう!」と受け止め続けること、声をかけてくれた方と一番を目指して一緒に走り出すこと。

一緒に最後まで走れる事もあれば、躓くこともあると思います。でも、その積み重ねが、僕なりの、色々な景色や出会いを楽しみながら生きるスタイルにつながっていくと思います。

Writer

佐野匠
インクデザイン合同会社 ライター・フォトグラファー

はたして皆様のパワーを受け止めきれるだろうか!?と思いながら挑んだインタビューと執筆。案の定、しびっくぱわーさまの熱に終始飲まれておりました。
それでも、スタッフさんそれぞれが抱く「応援」「成長」「チャレンジ」への熱意に煽られ続けたことで、私自身も熱くなってきました。執筆を終えた今でも、「そうだ、そうだ、やりたいことがあるんだ!」とソワソワしているところです。
執筆にあたり、何度もお話の時間を頂きました。おかげさまで、スタッフのみなさまを以前より身近に感じることができて、ちょっと嬉しかったです。そして、みんなもしびっくぱわーさまの熱に飲まれてみたらいいんじゃないか!?としみじみ感じておりました。