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Kawahara

2021年4月入社

1997年2月生まれ
茨城県常総市出身
キーワード:
「イベント企画×組織運営」
「街づくり×防災」
「クリエイター×地域」

クオリティの高い黒子でありたい

ー 大学に在籍しながら就職されたということで、経緯などを教えてください。

筑波大学に編入する前から利用者としてLab(コワーキングスペース)に足を運ぶようになりました。堀下さんや、その頃のスタッフの人たちと交流するうちに、イベントスタッフとしてカメラマンを務めるようになったんです。2018年8月からLabスタッフを務めはじめ、もう2年以上関わっていることになりますね。2020年7月に個人事業主となりましたが、2021年4月から社員として所属することになりました。
僕は、震災をきっかけにまちづくりやコミュニティに興味を持つようになりました。大学生活ではこれまでに学食をリニューアルしたり、街なかの飲み歩きイベントを企画したりしたほか、地元常総市の水害の聞き書き調査、学園祭の実行委員、インターンの運営、よさこいソーランのサークルを立ち上げるなどの活動がありました。
僕は茨城が好きで、ずっと茨城にいたいという思いもあって、やりたいこととやれることのトライ&エラーができるしびっくぱわーに入社を決めました。

ー 入社したばかりでも関わりの深い川原さんですが、どんな業務をしていて、どんな役割でしょうか?

しびっくぱわーでは、コロナ禍で、これまでのコワーキングスペースの運営だけでなく、密を生まない、イベントのオンライン化にも取り組んでいます。映像と企画を組み合わせた、これからのイベントスタイルを作り上げたいと日々取り組んでいます。役割としては企画の他にもカメラマンや配信責任者など技術面での立ち位置が多いかもしれません。

今、しびっくぱわーの5人はそれぞれ堀下さんが持っていないスキルを持った人材が揃っているんですよね。とはいえ、会社が大きくなるにつれて、堀下さんの持つスキルを持つ人材が必要となることは明確です。うちの会社は小泉さんが守りで、ほかの4人が割と攻めのスタイル。
堀下さんのコピーになるつもりはありませんが、いずれ二本柱として支えられるような役割を担いたいと思っています。ほかのメンバーが、僕のイメージカラーとして黒を挙げるように、僕がつくるのは何かの素材が多いのでクオリティの高い黒子でありたい。当人が余計なことを気にせずに、より輝くことややりたいこと、見せたいものを見せるための影の立役者として、1人ではなし得ないことを1.5倍、2倍にする人になりたいですね。

ー これから実現したいことやありたい10年後の姿はありますか?

黒子でありならがら、一方でプレーヤーであり続けたいという思いもあります。誰も追いつけないところにいたいんですよね。今後は、個人のスキルを多重に掛け合わせて、能力の獲得、実践、エラー、再獲得というスパンを個人としても、集団としても実行できるように、いろいろな能力を複合的に噛み合わせていきたいですね。
また、コロナが終わってもオンラインの波とオフラインを溶け込ませ、オフラインの価値を下げずに、オンラインの価値を上げるということにも注力していきたいと思っています。
10年後は34歳。自分が失敗させてもらったように、チャレンジしてもがいている大学生に対して、機会提供し一緒に楽しめる存在になっていきたいです。

Writer

高木 真矢子
合同会社JOYNS 代表・ライター・編集者・プロデューサー

1986年生まれ、茨城県常陸太田市出身。2018年3月JOYNS設立。コンテンツ制作、キャスティング業、PR業、WEBメディア「水戸経済新聞」運営などを展開。個人事業主の中3と小6の2児の母。往復100キロ圏内の取材や打合せは極力ロードバイクで向かうサイクリストでもある。

Kawahara

2021年4月入社
カメラマン /
配信ディレクター

Profile
1997年茨城県生まれ。茨城大学へ進学後、水戸を中心とした地域活性化に取り組むほか、関東東北豪雨をきっかけに地元常総での防災教育に関わる。2017年度に茨城県北を対象とした県庁主催のビジコンに参加し学生初受賞。その後2018年に茨城大学から筑波大学へ編入。図書館情報学に取り組みながら、コワーキングプレイスTsukuba Place Lab運営スタッフ、筑波大学発宇宙ベンチャーWARPSPACE BizDevメンバー、コミュニティFMラヂオつくばディレクターにも参画。2020年度より株式会社しびっくぱわーへ入社した他、Venture Café Tokyo,TSUKUBA CONNÉCTにてOperation Leadを務めている。

趣味も仕事も飛び越え、何でもできるようになりたい

仕事の軸として持っているのは「好奇心」。仕事で必要とされるスキルや役割に面白さを見つけると、どんどんハマっていき、クオリティを追求したくなります。一度ハマると、アウトプットの品質を高める方法や、機材の知識、運営ノウハウなど、四六時中考え続けてしまいますね。

そこには「趣味か仕事か」という垣根は無く、むしろ「仕事にできる趣味は無いかな?」と考えているぐらい。面白そうだなと思って始めた趣味は、仕事で活かせるレベルまで突き詰めたくなってきます。

僕が担当する配信ディレクターの仕事も、写真、音響、イベントづくりなど趣味やアルバイトで培ったスキルの寄せ集め。僕の好奇心も手伝って、「安定した配信現場づくり」「蓄積したノウハウの共有」など毎日考え実践しています。

今目指しているのは、配信ディレクターのスキルを軸に、広く深く色々なことをできるようになること。配信スキルだけでなく、リーダーとして企画そのものを引っ張る力も高めたいので、企画づくりの仕事にもトライ中です。

実は、リーダーシップをとるのが苦手なんです。でも、先輩たちの姿を見て抱いた憧れと、「できるようになったら仕事がもっと面白くなるはず」という好奇心で、リーダーとしての力も追求していきたいですね。

好奇心に蓋をせず、楽しいことを見つけてほしい

大学時代から、Tsukuba Place Labを通じて色々なことに挑戦させてもらえて、多くの方から応援を受けながら成長を続けてきました。そこで受け取ってきたものは、あとからやってくる若い世代への応援として返していきたいと思っています。

相談に乗ったり、スキルやノウハウを共有したりと、いろいろな応援のしかたがあります。でもまずは、自分が本気で色々なことにトライしている姿を見せることから始めたいです。

僕は好奇心に導かれて色々なことにハマり、仕事や挑戦につながり、それが楽しくて四六時中あれこれと考えています。意識しなくてもついついて考えてしまう状態こそ、僕にとっての「本気」の状態。そんな経験があるからこそ、そして若い人には、「自分にはできない」なんて思わずに、まずは無意識に考えてしまう楽しいことを見つけてほしいと思っています。

偉そうに言っていますが、なんだかんだ言って僕もまだまだ駆け出しだし、若手の部類に入ります。先を走っている先輩たちには、全然敵わない。それでも、僕なりに自分の可能性を信じ、好奇心に蓋をせず仕事に打ち込んでいます。そんな姿を見せ続けることで、若い人たちにも「自分にもできるかもしれない」と希望を持ってもらいたいですね。

Writer

佐野匠
インクデザイン合同会社 ライター・フォトグラファー

はたして皆様のパワーを受け止めきれるだろうか!?と思いながら挑んだインタビューと執筆。案の定、しびっくぱわーさまの熱に終始飲まれておりました。
それでも、スタッフさんそれぞれが抱く「応援」「成長」「チャレンジ」への熱意に煽られ続けたことで、私自身も熱くなってきました。執筆を終えた今でも、「そうだ、そうだ、やりたいことがあるんだ!」とソワソワしているところです。
執筆にあたり、何度もお話の時間を頂きました。おかげさまで、スタッフのみなさまを以前より身近に感じることができて、ちょっと嬉しかったです。そして、みんなもしびっくぱわーさまの熱に飲まれてみたらいいんじゃないか!?としみじみ感じておりました。

Kawahara

2021年4月入社
カメラマン /
配信ディレクター

Profile
1997年茨城県生まれ。茨城大学へ進学後、水戸を中心とした地域活性化に取り組むほか、関東東北豪雨をきっかけに地元常総での防災教育に関わる。2017年度に茨城県北を対象とした県庁主催のビジコンに参加し学生初受賞。その後2018年に茨城大学から筑波大学へ編入。図書館情報学に取り組みながら、コワーキングプレイスTsukuba Place Lab運営スタッフ、筑波大学発宇宙ベンチャーWARPSPACE BizDevメンバー、コミュニティFMラヂオつくばディレクターにも参画。2020年度より株式会社しびっくぱわーへ入社した他、Venture Café Tokyo,TSUKUBA CONNÉCTにてOperation Leadを担う。現在はフォトグラファー・配信ディレクターとして日々挑戦者を応援すべく、撮影・配信・記録に取り組んでいる。

Kawahara

2021年4月入社
カメラマン /
配信ディレクター

Profile
1997年茨城県生まれ。茨城大学へ進学後、水戸を中心とした地域活性化に取り組むほか、関東東北豪雨をきっかけに地元常総での防災教育に関わる。2017年度に茨城県北を対象とした県庁主催のビジコンに参加し学生初受賞。その後2018年に茨城大学から筑波大学へ編入。図書館情報学に取り組みながら、コワーキングプレイスTsukuba Place Lab運営スタッフ、筑波大学発宇宙ベンチャーWARPSPACE BizDevメンバー、コミュニティFMラヂオつくばディレクターにも参画。2020年度より株式会社しびっくぱわーへ入社した他、Venture Café Tokyo,TSUKUBA CONNÉCTにてOperation Leadを務めている。

プロフェッショナリズムと大胆さのループが成長を加速させる

自分にとって「Be Professional」は守りで「Go Bold」は攻めの価値観です。仕事の中で常に100点をとれる状態から一歩踏み出し、新たなフィールドで挑戦する。そこで100点をとるためにさらに努力する。この攻めと守りの繰り返しで成長が続いていくと考えています。

“プロフェッショナルである” とは、自分の担当領域に求められる役割を十分に果たし、他の人の仕事に確実につなげること。その繰り返しが信頼関係を作り上げていくと思っています。

例えばしびっくぱわーで行うイベントのオンライン配信では、私は配信ディレクターとして多様な機材を使い分けています。配信を滞りなく進めるために現場の状況に応じて機材をアップデートして「ここはちょっと不具合だったな」や「なんかこれ調子悪いな」のように気になったことはメンテナンスを行います。また、不具合の調整方法を他のメンバーに共有しておくことも必要です。

裏方の準備も着実にこなして安定した配信を積み重ねた結果、2020年にTsukuba Place Lab内で数人規模から始まったオンライン配信事業は、今では500人以上の規模のカンファレンス配信まで担うようになりました。これが私にとっての「Be Professional」というカルチャーと、常に高い水準の仕事を遂行し続けることの大切さを感じた経験です。

一方で、ひとつの分野の中で完璧を目指すだけでは現状維持になりがちです。そんな時には「Go Bold」の精神で、自分がやったことのない分野にあえて踏み出していくようにしています。

時には大胆なアクションで挑戦をしてみることで、これまでとは違う正解を出せるようになることもあります。具体的には、入社2年目に担当した茨城県の脱炭素経営普及啓発シンポジウムの運営ですね。この案件では茨城県内の企業の社長や大手企業で脱炭素事業に取り組んでいる方々を相手に、事業者の代表としてシンポジウム運営の矢面に立つ経験をしました。相手から見ると若手に見えたでしょうし、実際の経験も少なかったのですが、自分自身を信頼していただけるように相手が不安に感じそうなことは早めに解消するなど、丁寧にかつ真摯なやり取りを心がけました。

慣れているカメラマンや配信ディレクターとは違う業務でプレッシャーもありました。ですが、その後また普段の撮影の仕事に戻った時に、被写体と向き合うという、実はとても責任のある瞬間への向き合い方も上手くなったと感じています。

100点満点を目指すことと「やったるぞ精神」で新たなステップを踏み出すことを繰り返していけば自分自身の成長につながって、プロフェッショナルとしての仕事を全うできるようになるのではないかと思います。そこからクライアントへの貢献や満足度の向上にもつながっていくのではないでしょうか。

挑戦を繰り返すのは正直大変です。でも、仕事を楽しいと思えるからこそ続けられています。もし、しびっくぱわーに興味を持ってくれている人がいたら、それぞれが持っている「これへの興味のためなら楽しく頑張れそう」という想いを聴かせてもらいたいです。新しいことに挑戦するからこその「楽しいキツさ」をポジティブに乗り越えていけるメンバーが待っています。

Interviewer

佐野匠

取材では、仕事や目標、これまでの歩みなどをいきいきと言葉にするしびっくぱわーの皆様の熱を間近に感じていました。具体的なエピソードや、体験から思考を深める話題も多く、真剣に楽しく仕事に打ち込んできたからこそ語れるお話だったと思います。
期せずして、今回の取材は私の転換期とも重なり、自分の仕事のあり方を見つめなおす大切な時間でもありました。
貴重な機会を頂きありがとうございました。
皆様のご活躍を楽しみにしております!

Writer

清田睦月
インクデザイン株式会社所属 エディター

1999年生まれ、IR(インベスター・リレーションズ)分野での製作を得意とし、インタビューライティング、企画・編集などを行う。インクデザイン株式会社が日立市にサテライトオフィスを持つ縁から、茨城県内での取材に多数関わる。特にお気に入りの地域は大子町。