【event】TSUKUBA Innovation Matching vol.3 -JAXA発ベンチャーの技術-(2022.8.3)
株式会社しびっくぱわーは、2021年4月からつくば市が運営するインキュベーション施設であり、研究機関が集積するつくば市の強みを活かしたテクノロジー系のスタートアップなど、多様な人々が集まり交流する拠点である『つくばスタートアップパーク』の運営に携わっています。
この一環として、弊社はスタートアップにまつわるイベントとして、スタートアップを立ち上げている人をゲストにお招きするトークイベント、ファイナンス・ナレッジに関するイベントや交流会といった『スタパイベント』を毎週水曜日に企画・運営しています。
今回は、研究シーズの事業化や研究所発ベンチャー企業の成長促進を図るため、大手・中堅企業とマッチングを行えるピッチイベントを開催。vol.3はJAXAにスポットをあて、JAXAの持つ高度な技術とその技術を事業化したベンチャー企業がピッチを行います!企業から研究機関まで、また異分野の方々に幅広くお聞きいただくことで、新たなイノベーションが起こることを期待しています。
“宇宙技術で社会課題解決に貢献!それがJAXAベンチャー!”
🚩JAXA発ベンチャーの技術力を取り入れたい大手、中堅企業
🚩研究シーズを活用した起業に興味のある研究者
🚩研究所発ベンチャーの事業内容を知りたい方
などなど、ぜひご参加をお待ちしております!
■ 日時
8月3日(水) 17:00〜19:30
16:45~17:00 開場
17:00~17:10 JAXAが行っているベンチャー支援などの紹介
17:10~18:10 JAXA発ベンチャー企業によるプレゼンテーション
18:10~18:40 JAXAの研究成果プレゼンテーション
18:40~19:30 名刺交換会(交流会)
■ 登壇者
◎JAXAが行っているベンチャー支援などの紹介
🚩新事業促進部長 伊達木 香子 氏
◎JAXA発ベンチャー企業によるプレゼンテーション
🚩超音波流量計測技術の産業利用の取り組み
合同会社Flow Sensing Lab 発表者 代表 河南 広紀 氏
合同会社Flow Sensing Labは、ロケットエンジンの研究開発を通して培った超音波流量計測技術をより広くより身近な社会で利用していただくことを目指して、2018年に設立したJAXA発ベンチャーです。計測条件に合わせて超音波流量計を柔軟にカスタマイズできることを強みとして、一般的には対応することが難しい特殊用途向けの専用流量計の開発や流量計測に関する技術コンサルティング等を手掛けています。
🚩データに基づき「持続可能なまちづくり」を実現するプラットフォーム『TOWNEAR』
株式会社DATAFLUCT 発表者 TOWNEAR Smart City Series 事業責任者 湯川 隆臣 氏
DATAFLUCTは、「データを商いに」というビジョンのもと、活用されていないデータから新たなビジネスを創出し、企業と社会の課題を解決するデータサイエンス・スタートアップスタジオです。衛星画像から人流・位置情報・車載データまで幅広い分析実績を持ち、技術やデータに関わらず、業界をこえたアルゴリズム構築を得意としています。今回は、持続可能なまちづくりの為のデータ活用方法と事例についてご紹介致します。
🚩宇宙開発をDXでシンプルに
SEESE株式会社 発表者 代表取締役, CEO 棚田 和玖 氏
SEESEは「宇宙開発をDXでシンプルに」という理念のもと、宇宙開発バリューチェーンを再構築し持続可能な宇宙経済の実現に貢献します。
①テストサポートでは全国の衛星試験施設を一つのWebプラットフォーム上で管理し一気通貫にサービスを提供しています。
②スポットコンサルでは専門家とのマッチングにより円滑な宇宙開発を支援しています。
③民生品の宇宙利用促進に向けた宇宙/地上の垣根を超えたCOTSカタログサービスも展開予定です。
🚩再突入カプセルの”超”断熱保冷技術を地上へ 社会へ
株式会社ツインカプセラ 発表者 代表取締役/CEO 宮崎 和宏 氏
弊社は、大気圏再突入カプセルで実証した超高性能保冷容器の技術を、検体やワクチンの保冷輸送等、バイオメディカル分野において社会実装することを目指すJAXAベンチャーです。発表では、JAXAの再突入カプセルミッションの結果概要、超高性能断熱保冷コンテナの特長や活用分野、昨年度に実施した地上実証実験の成果、今後の開発・事業展開の構想等についてご紹介します。
◎JAXAの研究成果プレゼンテーション
🚩太陽電池膜(世界最軽量級展開型太陽電池パドル)の紹介
宇宙航空研究開発機構 発表者 招聘職員 松下 将典 氏
発電用途で、薄膜太陽電池シートを貼付した膜展開構造物として、太陽電池膜(世界最軽量級展開型太陽電池パドル)を宇宙向けに開発中です。2022年度にその技術実証機器HELIOS(1㎡級太陽電池膜)を軌道上で評価する予定です。また、9㎡級太陽電池膜を開発中で、これらの研究開発を主に紹介します。将来的な地上利用として、軽量・高収納・柔軟な発電膜を作れる可能性があり、可搬式テント・装飾建材等への応用が考えられます。
🚩スタートラッカを用いた宇宙状況監視による衛星衝突回避SaaS
宇宙航空研究開発機構 発表者 経営企画部推進課 岩城 陽大 氏
宇宙ビジネスの発展に伴い宇宙の交通事故防止に過大な負担を被る国や民間事業者向け人工衛星運用ソフトウェアアズアサービスです。衛星搭載のスタートラッカ
を宇宙環境観測に活用し、高精度・広範囲な宇宙状況監視を極めて低コストで実現します。この観測データを用いた適切で正確なナビゲーション情報の提供により、不定期・非効率なリスク対応活動である衛星の衝突回避運用を合理化し、顧客衛星と宇宙環境を保護します。
■ 場所
つくばスタートアップパーク(先着40名限定)
オンライン(300名迄)
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況によってオンライン参加のみとなる場合がございます
■ お申し込み
◎つくばスタートアップパークでのご参加をご希望の方
▶︎会社名・所属・氏名・E-Mailを、下記までお送りください。(件名:つくばイノベーションマッチング 会場参加申し込み)
venture@tsukuba-tci.co.jp
◎オンラインからのご参加をご希望の方
▶︎下記のZoomURLからご参加ください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_NvxJeNg6TeydcBUxjEed3Q
■ 参加費
無料
■ 主催
つくば研究支援センター
■ 共催
宇宙航空研究開発機構
つくば市