【event】研究者大喜利 #7 in つくば 〜SDG9 テクノロジーで拓くインフラの未来編〜(2022.9.28)
株式会社しびっくぱわーは、2021年4月からつくば市が運営するインキュベーション施設であり、研究機関が集積するつくば市の強みを活かしたテクノロジー系のスタートアップなど、多様な人々が集まり交流する拠点である『つくばスタートアップパーク』の運営に携わっています。
この一環として、弊社はスタートアップにまつわるイベントとして、スタートアップを立ち上げている人をゲストにお招きするトークイベント、ファイナンス・ナレッジに関するイベントや交流会といった『スタパイベント』を毎週水曜日に企画・運営しています。
今回はつくばスタートアップパークとAASNがコラボし研究者大喜利を開催!
SDGsに関連するお題を出題し、参加者が自由に大喜利!研究者が自分たちの専門分野を活かして、楽しくDEEPに突っ込んでいきます。第7回のお題はSDG9 Science×イノベーション編です!研究者コミュニティであるAASNの英知を結集し、SDGsのゴールをテーマに掲げて視聴者参加型の大喜利イベント。普段はそれぞれの分野で研究や仕事に没頭している方々、それぞれの視点や知識を分野外の問題解決に使えないか一緒に“大喜利”をしてみませんか?
第7回目のテーマは「SDG9 テクノロジーで拓くインフラの未来編」です。量子物理学、地球科学、素粒子物理学、ソフトマター工学など、様々な分野の研究者をお呼びして、参加者からの大喜利を楽しく、DEEPに切り込んでいきます!今回は、つくばの研究機関の研究者が大喜利ストとして参加します。
🚩大喜利に参加してみたい、聞いてみたい方
🚩社会課題解決に向けて新しい事業やイノベーションの種をお探しの方
🚩研究者とのコラボレーションにご興味のある方
などなど、ぜひご参加をお待ちしております!
■ 研究者大喜利とは?
毎回ある特定の社会課題をテーマに設定し、いくつかのお題を出していきます。参加者の皆さまやパネリストとなる博士たちから、“実現可能性を顧みずに”突拍子もないアイディアを出していただき、大喜利をしていきます!その分野の研究者、また、その分野とは一見かけ離れている研究者をお呼びし、参加者の皆さまから出して頂いた大喜利を元に各専門から議論を深ぼっていきます。研究の可能性をさらに拡大し、あたらしい研究テーマやイノベーションの種を発掘できるかもしれません!まさに大喜利のような発想が世界を変えます!たくさん出てきた大喜利の中で、参加者投票により大喜利大賞を決定します!大喜利大賞を受賞した方には、デジタル賞状の授与と、AASN & CIC TokyoでのHPやSNSでの発信で表彰いたします!
■ 日時
17:45〜18:00 開場
18:00~18:10 Opening Remarks:研究者大喜利の概要紹介
18:10~18:30 KEY NOTE: 「SDG9 Science×イノベーション編」とは?
18:30~19:45 研究者大喜利: お題 [SDG9 Science×イノベーション編]
20:00~20:30 ネットワーキング ※現地参加者限定
■ 登壇者
東京大学教養学部卒業 外資系コンサルティング会社を経て外資系メーカーでシニアブランドマネージャーとしてマーケティング業務に従事。 若年性のパーキンソン病と認知症を患う父親を10年以上在宅介護している経験から「在宅介護者のケア」事業で起業。 元ヤングケアラーとしてのドキュメンタリーがBBCやTBSで放映されるなど、発信活動にも積極的に取り組む。
[研究分野] 食事や旅などの非日常体験をきっかけにして、介護や相続など、普段は話しにくい話題についての家族間のコミュニケーションを促進し、前向きに将来への備えをするための「家族膳」や「想ひ旅」の事業を提供しています。
慶應義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程修了. 博士(理学). 2007年慶應義塾大学商学部(日吉物理学教室)助教, 2009年ベングリオン大学物理学科博士研究員, 2011年筑波大学数理物質系助教を経て, 2018年より産業技術総合研究所主任研究員. 2019年〜2020年コロンビア大学客員研究員兼務. 2018年文部科学大臣表彰若手科学者賞, 筑波大学若手教員特別奨励賞受賞. 専門は, デバイス物理学, 物性理論. 物質の機能創成に基づいた新デバイスの提案やデバイスシミュレーションモデルの構築を行っている.
[研究分野] 半導体物理学、デバイス物理学、量子輸送論。次世代コンピューティングに用いる新規デバイスを提案するために、半導体中の電子やスピンの量子力学的性質の解明、およびデバイスシミュレーションの理論モデル構築を行なっています。
古生物学者。博士(理学)。 18歳から20歳まで福井県の恐竜発掘に参加し、その後は北太平洋で微化石の調査を行う。 筑波大学で博士号を取得後は、(国研)産業技術総合研究所の地質標本館で化石標本の3D計測やVR展示など、地球科学の可視化に関する研究を行う。 2016年には産総研発ベンチャー「地球科学可視化技術研究所」を設立。 「未来の博物館」を創出するための研究を続けている。 2019年から恐竜学研究所(福井県立大)の客員教授を兼務、2021年より同大学客員教授を兼務。
[研究分野] 地層や化石の調査研究を行い、それらの成果を3D-CAD/CAM(コンピュータ支援製造、設計)技術と組み合わせ、地学情報の可視化や教材化を行っている。また2016年に研究系スタートアップを設立し、こうした技術を教育機関などに迅速に展開する「未来の博物館」構想を推進している。
博士課程で素粒子物理学を専攻。J-PARC(東海村)で素粒子実験に従事。2013年の放射性物質漏洩事故でメインの実験装置(加速器)が停止し、実験施設の存続が危ぶまれるのを目の当たりにした。地域と研究者をつなぐ役割が必要と感じ、サイエンスコミュニケーションの道に進むことを決めた。2014年5月よりKEKの広報。前例がなかった取り組みも多数実現。
2019年9月慶應義塾大学理工学研究科博士課程/リーディングプログラム(GESL)修了.大学院在学中にUCSDのvisiting scholarとYonsei Universityのvisiting researcherを経験.慶應義塾大学藤原賞,井上科学振興財団井上研究奨励賞受賞.在学中日本学術振興会DC2,2019年10月から2020年3月まで慶應義塾大学理工学部訪問研究員(学振PD)を経て,2020年4月から女子医大学振PD.2022年4月より慶大院特任講師を兼務.
[研究分野] 機械工学,特に音響工学を専門とし,これを再生医療や組織工学,がん治療から革新的細胞培養法の提案など医学分野に応用している.機械的な刺激で細胞の機能を制御する技術の確立を目指す.
シドニー工科大学大学院でサンゴ礁の生態系を研究(Ph.D)。サンゴ礁の研究を通して、climate changeの影響を目の当たりにしてきた。Academia, Industry, Societyの懸け橋となり持続可能な未来の創生に貢献することを目標に研究者(広島大学、AASN)、コミュニティビルダー(CIC Tokyo & Venture Café Tokyo)、スタートアップ(株式会社イノカ)など様々な立場でイノベーションの創出に携わっている。
[研究分野] 専門は海洋生物学で、サンゴに共生する微細藻類の生態を研究。現在はサンゴ礁保全に向けた研究(閉鎖系水槽でのサンゴ産卵実験等)を行う。環境移送技術で人工生態系を作りだすことで、どこでもサンゴ礁の研究ができるシステムを構築中。
2009年慶應義塾大学大学院後期博士課程修了. 博士(工学). その後, コロンビア大学研究員として, ニューヨークで研究生活を送る. 2021年より慶應義塾大学の30代の特任教授として着任. また, コロンビア大学時代に若手研究者の会を運営し, のべ4000人以上の参加者を集め, 世界中に広がる学際的な研究者ネットワークを作る. 世界最高峰の大学のダイナミズムを肌で感じるうちに, 日本のアカデミアに強い危機感を持つようになる. 100年先を見据えたテクノロジーを日本から発信するべく, 新しい産学連携の仕組みづくりを目指して, アークレブ創業に至る.
[研究分野] 専門はソフトマター(柔らかい物質群の総称)の自己組織化現象. 柔らかさに起因するエントロピー誘起の相互作用は, 生命現象を司る様々な自己組織化現象を解く鍵であり, そこから生まれる新しいソフトマター工学の創成を目指す.
つくばスタートアップパーク(先着30名限定)
オンライン(100名迄)
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況によってオンライン参加のみとなる場合がございます
■ 参加費
無料
■ 主催
アークレブ・アカデミア・ストラテジスト・ネットワーク(AASN)
CIC Tokyo
つくば市 ■ 協力
慶應義塾大学 グローバル環境システムリーダープログラム(GESL)