プレゼンテーション特集 vol.6|チームAMAZING JUICE【小野写真館賞受賞】

1/18(土)に開催した県北BCPアイデアソンの集大成「県北BCPアイデアソン2024最終報告会」で、小野写真館賞を受賞されたチームAMAZING JUICEのプレゼンテーションをご紹介します。


このプレゼンテーション特集では、県北BCPアイデアソン2024最終報告会に登壇した10チームの活動実績をチームごとに紹介します。今回は、小野写真館賞を受賞されたチームAMAZING JUICEによる最終プレゼンを特集します。テーマは『アボカドを軸にした資源循環型ビジネス 〜地域連携で茨城に構築、そして世界へ〜』です。
*1/18(土) 県北BCPアイデアソン2024最終報告会の受賞者についてはこちらの記事をご覧ください。
美味しさ・健康・環境が共存する世界を目指して
アボカド事業を始める前、私は10年以上都内でパティシエをしていました。手首を手術しパティシエを辞め、自信もやりたいこともやる気も何もない時に偶然入ったお店でアボカドジュースを発見しました。「まずそう!」と思って飲みましたが、あまりの美味しさに感動しました。私を人生のどん底から救ってくれたのがアボカドジュースでした。この感動を多くの人に共有したいと思い、2021年にAMAZING JUICEを立ち上げ、2023年5月に茨城県北地域おこし協力隊【起業・複業型】(KENPOKU PROJECT E)として茨城県に移住しました。
近年の消費者の健康意識の高まりと共に、アボカドは世界的に需要が伸びています。一方、アボカドの環境破壊問題についての報道を目にすることも少なくありません。この問題を解決するために、私たちはアボカドを軸にした資源循環型ビジネスを行っています。私たちはアボカドという1つの素材を追求し、飲食業界の垣根を超え、美味しさ・健康・環境が共存する世界を目指しています。
資源循環型ビジネスを加速させたい!
私たちの資源循環型ビジネスには、アボカドのジュースとスイーツの専門店事業と、アボカドの皮と種を活用したアップサイクル製品の開発・販売事業の2つがあります。本日着用しているピンク色のTシャツも実はアボカドの皮と種で草木染めしたものです。県北BCPアイデアソンでは、資源循環型ビジネスをさらに加速させていくために、アボカドを取り扱うスーパーとの地域連携にチャレンジしました。地域連携では、消費者と売り場のそれぞれへのアプローチを実施しました。消費者の実態を把握するためにアンケート調査を実施し、2週間で300件の回答を集めました。また、売場の実態を把握するためにスーパーへ聞き取り調査を行いました。ご協力いただいた愛テックファームの松本さん、ありがとうございました。
アボカドリテラシーの向上がフードロス削減につながる
消費者と売り場の実態を調査した結果、課題が見つかりました。課題と施策について具体的にお話しします。消費者の実態として、アボカドは好きだが購入をためらっている人が多いことがわかりました。その理由は「選び方がわからない」「購入しても腐っていることが多い」「食べ方がわからない」などです。この課題を解決するために、消費者にアボカドの選び方や美味しい食べ方などの知識を伝えるコミュニティをスタートさせました。アボカドの情報共有ができるオープンチャットと音声配信を活用し、アボカドリテラシーの高い人を増やしていきます。
また、スーパーへの聞き取り調査では、選び方の説明がないことや、食べ頃ではないアボカドが販売されていることがわかりました。そこで私たちはロス率を減らすために、前述のお客様の声も踏まえ、食べ頃がわかるポップやアボカドレシピを設置しました。購買促進を狙ってレシピで使用する野菜を一緒に置いたり、アボカドの栄養価が高いことがわかるポップも設置しました。これらの調査結果から、消費者と売り場両方のアボカドリテラシーを高めることができれば、フードロスを減らし消費を高めることができると実感できました。
アップサイクル製品を輸出し茨城から世界へ
私たちは、フードロスを減らしアボカドの消費を高める施策を続けていきますが、出てしまったロスはアップサイクル製品の原材料にしていきます。今後、店舗兼ミニアボカド農園とアップサイクル製品を製造する工場をつくり、雇用を生み出していきます。2027年の拠点オープンを目標にしています。店舗オープン後にはフランチャイズ化も視野に入れています。また、現在はキャンドルの商品化に力を入れています。2024年に行われた「JAPAN CANDLE ARTIST AWARD 2024」では特別賞を受賞することができました。石油由来のキャンドルが多い中で、アボカドを含めた植物由来のキャンドルを作ったことが評価されました。キャンドルの市場の規模は、世界的にも国内でも需要が伸びていくと予想されています。今後、アップサイクル製品を輸出し茨城から世界に飛び出していきます。
\やるぜ、県北!みんな、集まれ!/
10チームのチャレンジはこれからがスタートです!3年間に渡って築き上げてきたBCPコミュニティでは、県北地域でのチャレンジを応援する土壌ができました。これからも、みんなの力で県北を盛り上げていきましょう🔥
次回のプレゼンテーション特集はチーム日本苔アート協会です。お楽しみに!
■ 主催:茨城県(担当:県北振興局)
■ 運営:株式会社しびっくぱわー
■ 共同運営:エヌエヌ生命保険株式会社
■ 後援:日立地区産業支援センター