【report】県北BCPアイデアソン #1|イベントレポート
7/16(土)に開催した『県北BCPアイデアソン #1』の様子を紹介します!
7/16(土)に開催した初回は、会場である日立地区産業支援センター(HITS)に75名の方々が大集結!会場は10名のリーダーそれぞれの課題に対して、自分事のように本気で向き合うチャレンジャーの熱気で包まれました!
アイデアソン実施後には、参加してくださった方々をSlackコミュニティにご招待。リーダーそれぞれのチャンネルでは、日々新しい情報が飛び交い、当日の熱はいまだ冷めていません!!
さてここからは、今回参加できなかった方々や当日の様子を振り返りたいという方々に向けて、アイデアソンの様子を紹介いたします!
まずは、どんなリーダーが参加しているのかを紹介!
イベント内では、それぞれのリーダーから3分で、事業紹介と今回取り組む課題を発表していただきました。
林 三弘 さん| いばそう企画(有)|サービス業(葬祭)|日立市
藤田 浩一 さん| (株)常陸風月堂|食品加工(和菓子)|日立市
お菓子でお客様を笑顔にし、その笑顔が連鎖、循環する世界を実現するべく、少しでも成長して世界中を笑顔にできるよう頑張ります!!
関根 全崇 さん| (株)関根鉄工所|製造業(鉄鋼業)|日立市
岡部 英明 さん| (株)岡部工務店|建設業|日立市
遊休民家の活用について、多くの方々から様々な意見をいただいたり、お話しできるのを楽しみにしています。
よろしくお願いいたします!
福地 美喜 さん| (株)八千代商事|住宅資材/木材卸|日立市
大川 貴世美 さん| (同)Emmagination|サービス業|日立市
前田 賢一 さん| (株)まえけん|飲食/食品加工|北茨城市
飲食店でも製造業でも卸業でも “地域一番” にお店を目指しています!
アンコウひとすじの商品は、今年からは海外に向けて販売を広げる予定です。より一層飛躍をしたく、今回参加させてもらいました。よろしくお願いいたします!!
辻󠄀 徹 さん| (有)ウェアウッドワーク|製造業(漆器)|常陸大宮市
藤田 史子 さん| (同)フジタアップルオーチャード|食品加工/農業|大子町
真面目なことを言いましたが…明るく楽しく進めていきたいと思っています!
増田 大和 さん| (一社)まちのこ団|サービス業|大子町
プレイバスをより魅力的なコンテンツにして、まちのこ団の活動を全県北、全県に広げ、子どもの居場所をどこにでもつくり、まちに子どもが居るのが当たり前の世の中にしていきたいです!
その後、チャレンジャーが参加するチームを選ぶための「ワールドカフェ」を実施しました!
発表を聞いた上でもっと話を聞きたいと思ったリーダーを3名選び、リーダーについてもっと深く知ることができる時間となりました。
ワールドカフェ終了後は、リーダーから話を聞いた上でともに事業開発に向けてアイデア出ししたいリーダーを決める時間に。リーダーの方々にとってはドキドキの時間で、会場には緊張感が漂っていました!
チーム分けができたらいよいよ「アイデアソン」がスタート!!
チームごとに分かれて、まずは課題を深掘り。そこから新しいアイデアを出し合いました。
それぞれのチームで雰囲気や進め方は様々ですが、どのチームも真剣に楽しそうにそれぞれの課題に向き合っていました。最後には「時間が足りない!」「もっと話したい!」という声が聞こえるほど、アイデア出しが白熱していました!
さらに、リーダーとして参加しているまちのこ団が、子どもから大人まで楽しめる「あそび」をたくさん積み込んだあそび場を届けてくれました。休日ということもあり、お子さんも一緒にお越しくださる方々もいらっしゃいました。
また、アイデアソンをさらに白熱させるべく、おいしいコーヒーとおやつもご用意しました!
大子町にあるコーヒーと家具のお店「hajimari」の和田まりあさんがコーヒーを淹れに来てくださり、おやつにはリーダーとして参加している(株)常陸風月堂の万羊羹 笠間を個包装にしてみなさんにお届けしました。
最後は、アイデアソンから生まれたアイデアをみなさんに向けて発表しました!
チーム全員で、1日話し合ったアイデアを発表しました。チームごとに多様な色があり、どのチームも次回に向けて気合十分!これから取り組みたいことも明確になりました。
チームみんなまちのこ
ここにいるみなさんが “まちのこ” になることがゴールです!企画名は「みんな “まちのこ” 計画」です。
今回は、課題としてあった周知とアイキャッチの部分をアイデア出ししました。
早速コンテンツを担える人材が2人もチームに加わってくれたということで、イメージキャラクター「イバラキ」の着ぐるみをバルーンアートで作る企画と、あそび場にDJが出向いて話を聞くラジオ番組を作る企画の2つを実施していきます。このように毎回コンテンツを作成していこうと思います!
「このアイデアソンがどうなっていくのかなという可能性を感じることができました!アイキャッチを作っていくことがひとつの課題なので、もっとブラッシュアップしていきます。頑張ります!」
チームフジタアップルオーチャード
「もったいないを活用したい!」ということで、今使われていないものに光を当てるべくアイデア出しを行いました!
りんごの皮と芯の活用を軸に、た〜くさんのアイデアが出たのですが…まずは今年、来年、3年以内の時間軸で分けてアイデア出しを行いました。
たくさんのアイデア出しを経て、今年メインで取り組む事業は、りんごの皮と芯を活用したシードルを作ることに決めました!さらに、農業体験にあたるようなりんごを使ったアート事業にも取り組んでいければと思います。
「本日は新しい出会いがあり、うれしかったです!りんごも自然なので、自然体で最後まで全うできるようなりんごの使い道が生まれるといいなと思っております。よろしくお願いします!」
チーム辻󠄀
今後6回アイデア出しをしていく中で、まずは枠組みを作りました!
「工芸素材の森を作りたい」という辻󠄀さんの想いの先にあるゴールについて、まずは考えました。
どんどん工芸品が使われなくなってきているという課題感を解決すべく、多くの人々に工芸品を使ってもらえるようになりたいという究極のゴールを設定。そのためには工芸品や工芸素材の魅力を発信していく必要がある。そのための場として、工芸素材の森を作るという枠組みを作りました。
「なかなか慣れないことばかりで頭が爆発しそうです!また来月に向けて私もいろいろ考えますし、みなさんからもいろいろなアイデアをいただけると思っています。よろしくお願いします!」
チームいきそう
リーダー不在でしたが、完全燃焼しました笑
葬儀そのものが日本一になるためには、タッチポイントをもう少し手前に持ってきた方がいいのではないかと考えました。そこから、その人の言葉を残したら満足度が高いのではないかという仮説を立てました。
60歳あたりから子どもたちと一緒に、10年ごとにタイムカプセルを埋めて、”生きそう” な自分に向かってメッセージを残す。この取り組みが、葬儀の質を上げるのではないかというアイデアが出ました。これらを通して、死生観教育につなげていき、死のデザインを通して生きるをデザインしていきます!
チームいい木もち
茨城の木材を全国で活用してもらうために「〜自宅で削りませんか?〜お疲れのあなたに木のいやし」という企画を立てました!八千代商事の強みのひとつである「生産者の顔が見える木」をテーマに、日立の杉をお風呂で楽しめる商品を考え、削った時の香りを楽しめる商品を作るというアイデアが出ました。
この取り組みを通して、廃材の利用価値を高めたり、茨城の木を知ってもらう機会にしたりしたいと思っています。ここからは、サウナとのコラボレーションや海外に輸出といった、大きな展望を掲げて新しい企画を検討中です!
「プレゼンではものすごくあがってしまい泣きそうになってしまいましたが、その気持ちに共感してくださる方々と出会えて、とてもよかったです。すごくいいアイデアも出たので、次回のアイデアソンにつなげていければと思います!」
チームまえけん
まずはチームのみなさんに商品について知ってもらうために、試食してもらいフィードバックをもらいました。
その後、現状を把握するために課題感を整理。まだ売り先が少ないということで、販路拡大のために何ができるかについてアイデア出しを行いました!
まずは、飲食店に来てくれたお客さんのお土産として売り出していくことから始めていこうと思います。また、買いやすくするためにお試ししやすいサイズ感の商品を販売したり、商品のストーリーを伝えてファンを増やしていったり、アイデアをもとにアクションしていこうと思います。
「お疲れ様です!これから6ヶ月、やれることからやっていきたいと思います。ぜひアンコウランドができるようにしたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします!」
チーム大川
そもそもリーダーが何を考えてこれを作り、どんな価値を世の中に提供したいのか、どう使ってもらいたいのか、などを具体的にヒアリングするところから始めました。次回以降、このサービスを広げるためのアイデアを出していこうと思います。
最終的なビジョンとしては、手帳やルーズリーフなどに、当たり前のようにうずまきタスクが挟まれていたらいいなと思っています!
「自分の意見を出す、人から意見をもらう。全部肯定して、様々な想いや形を創り上げるエネルギーの高い場を作りたいと思います!いえ〜い!!」
チームグリーン
「ここから茨城古民家の魅力発進!!」をテーマに、民泊だったりカフェだったりスペース活用だったり、個性あるアイデアが出ました。その中で、ターゲットとして地域の方に利用してもらうパターンと地域の外から来てもらうパターンのどちらかひとつに絞ろうということになりました。
しかしリーダーがなかなか決められず…次回に向けてどちらか決めることを宿題にしました。1ヶ月悩んで決めていきます!
「様々なアイデアをいただいてこれから宿題もありますが、とても楽しかったです!次回のアイデアソンも期待させていただきます!」
チーム関根
まずは課題感をリーダーから引き出し、なぜその課題感を持っているのかを突き詰めるところから始めました。自社製品を作るにあたって、まずはニーズを把握する必要があると考えました。様々なニーズがある中で「子ども向け」「アウトドア/防災」「移動用発電機」などのアイデアが出ました!
一方で「まだ工場を見ていただいていないのでイメージしづらいのではないか」ということで、8月9月あたりに工場見学を実施しようと考えています!地域の他の企業さんも見学させてもらえるといいなと思っています。よろしくお願いします!
「みなさんありがとうございました!ここから6ヶ月間、県北BCP楽しんでいきますので、よろしくお願いします!!」
チーム浩ちゃん(仮)
今回は「10年度に海外展開する」というビジョンに向けて、まずは何が必要かをディスカッションをしました。どうやって海外の販路を見つけるのか、国や地域による味覚の違いをどうやって知るかなどの課題感について議論。
次回は、海外展開に向けて具体的に何をする必要があるのかについて、アイデア出しします!
「みんなと一緒に楽しくいい時間を過ごすことができました!次回以降も楽しくみんなで前に進んでいけるようなプランを作っていきたいと思います。頑張るぞ!!」
そして今回、このアイデアソンの様子を映像にまとめていきます!
撮影・編集は、茨城県起業型地域おこし協力隊のメンバーとして大子町に移住し活動されている映像クリエイター、小林敬輔さん【KJ_NETWORK】です🎥
ビデオの完成をお楽しみに!!
県北BCPアイデアソンは、まだ始まったばかりです!
県北BCPアイデアソンは、来年1月までの合計7回実施します。
#1に参加できなかった方も#2以降のご参加大歓迎です!ご都合の合う日程に、ぜひご参加ください!
#2:8/13(土) 13:00~18:00
#3:9/10(土) 13:00~18:00
#4:10/15(土) 13:00~18:00
#5:11/19(土) 13:00~18:00
#6:12/10(土) 13:00~18:00
#7:1/28(土) 13:00~18:00 ※最終報告会として都内で開催予定