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私たち

  • 2022/05

Madoka
SATO

2022年5月参画

Prolife
茨城県出身。法政大学社会学部卒業。新卒で不動産会社に入社し、WEBサイトやパンフレット作成など販促ツール制作の面白さに出会い、グラフィックデザインに携わるように。
2018年にフリーランスとして独立後、WEB・SNS素材の制作を中心に活動。2022年5月より株式会社しびっくぱわーに参画。セミナー資料制作やイベント用の小物制作などを担当している。

コミュニケーションと試行錯誤を重ね、最後まで伴走する

ワークスペースを探しているときに出会ったTsukuba Place Labは、お手頃価格で、コーヒーを淹れてもらえて、お昼もごちそうしてくれて、何だここは!とカルチャーショックを受けました。運営するしびっくぱわーの仕事にも興味がわき、ついつい自分を売り込み。そこから一緒にお仕事をするようになりました。

私の役割は、主にグラフィックデザイン。例えば、外部デザイナーが作ったグラフィックを元に、SNS投稿用やイベントページのカバー画像用にリデザイン。同様に、会場で配布される資料のフォント、色、写真等を調整し、より体験価値が高まるよう手を動かしています。

仕事に向き合うときは、コミュニケーションを大切にし、足りない部分を埋めながら試行錯誤を行い、しっかり最後まで伴走します。デザインの大きな方向性が決まっているうえで作ることが多いので、エゴが出ないよう構築するのがポイントですね。また、どんな目的や状況で使いたいか伺い、これから作ろうとしているものの意味を理解するよう心掛けています。

もし可能なら、依頼主の好きなものや将来の展望なども伺って、さらに理解を深めたいぐらい。その姿勢を大切にデザインを作り、「すごくいい!」と思ってもらえるものが完成したときこそ、「本気で仕事ができたな」と実感できます。

ひとり親の当事者として、支え合えるつながりを作りたい

しびっくぱわーでは行政の事業と関わることが多く、私個人としても将来的にそんなお仕事ができたらと考えています。

今考えているのが、ひとり親のお母さんたちの支援プロジェクト。彼女たちは、妊娠中はもちろん出産後も課題を抱え続けています。例えば、経済的な悩みはもちろん、心身の健康、ライフスタイル、キャリアなど様々。一人で我が子と自分の将来を考えていくのは不安も大きいです。

ひとり親のお母さんとその子どもがいきいきと暮らしていくためには、周囲の理解だけでなく、支援制度活用、カウンセリング受診、弁護士との相談なども必要。ですがそれら全てを自分で対応するのは大変ですし、私もひとり親として、暮らしを安定させることへの難しさを実感してきました。

だからこそ、私と同じような境遇の人達と支えあえるプロジェクトを作りたいです。まだ企画書をまとめている段階ですが、まずはメディアを作り情報発信を行いたいですね。ゆくゆくは事業化や行政との連携を目指していますが、夢が大きくなるばかり。でも、しびっくぱわーのみんなから刺激を受けて「私もやらなきゃ」という気持ちになってきます。

まずは小さな一歩として、同じ悩みや考えを持っている人と一緒に話がしたいです。一緒に話をしながら、少しでもお互いに支えあうことができたらいいですね。

Writer

佐野匠
インクデザイン合同会社 ライター・フォトグラファー

はたして皆様のパワーを受け止めきれるだろうか!?と思いながら挑んだインタビューと執筆。案の定、しびっくぱわーさまの熱に終始飲まれておりました。
それでも、スタッフさんそれぞれが抱く「応援」「成長」「チャレンジ」への熱意に煽られ続けたことで、私自身も熱くなってきました。執筆を終えた今でも、「そうだ、そうだ、やりたいことがあるんだ!」とソワソワしているところです。
執筆にあたり、何度もお話の時間を頂きました。おかげさまで、スタッフのみなさまを以前より身近に感じることができて、ちょっと嬉しかったです。そして、みんなもしびっくぱわーさまの熱に飲まれてみたらいいんじゃないか!?としみじみ感じておりました。